開幕2ヶ月で起きた変化

こんにちは!Alex-thunderです。今日サンダーはナゲッツ相手に108-94で勝利し、3連勝を達成しました。西のプレイオフ圏内のチーム相手に、常にリードを保っての勝利から、チームの成長を感じられます。

今回はそんなサンダーに起きた開幕2ヶ月後の変化について書いていこうと思います。


1 べイズリーのベンチ起用

昨年からサンダーのスターターとして出場を続けてきた彼ですが、ここ3試合続けてベンチ出場となりました。
スターターとして起用されていたこれまでは、ディフェンスで貢献していたものの、オフェンスで大きくチームの足を引っ張っていて、不満を言いたくなる内容でした。
シュート確率が低いのに加え、ドライブからのフィニッシュに工夫がなく、同じミスを繰り返していていました。平均得点も昨年比で大きく落としています。

結果、12月19日に行われたクリッパーズ戦でスタメンを外れベンチから出場すると、10P2R2Bを記録。続くグリズリーズ戦では10P7R4B、今日行われたナゲッツ戦では17P11R2Bと見違えるように良くなりました。
おそらく相手のスタータークラスの選手を相手にするより、ベンチメンバーを相手にする方が攻めやすいのでしょう。ここまではベンチ起用が上手くハマっています。

ダグノートはべイズリーのベンチ起用の可能性についてシーズン中に何度も議論してきたと言います。彼のポテンシャルを信じながらも、様々な可能性を探っている段階。ベンチ起用はその過程との事。是非ベンチユニットで活躍して、ステップアップして欲しいところ。


2 シェイとギディのプレー時間を被らないユニットを試し始める

今シーズンはシュートの確率を落とし、やや不調気味のエース、シェイ。ドライブしても囲まれてターンオーバーしたり、確率の悪い苦し紛れのステップバックスリーを打ったりするシーンが目立ちます。得点、アシスト共に昨シーズンより落ちています。

一方で今シーズンドラフト6位でサンダーに指名され、加入したギディは目覚しい活躍を披露。ドートやケンリッチのカッティング、ロビンソンアールのピックアンドロールを促し、シュートを次々に演出していきます。
ギディはここまで11P7R6Aを平均で記録。オールルーキーチームに選ばれる勢いです。

エースの不調とルーキーの活躍。なんらかの因果関係がありそうです。理由として一つ挙げられるのは、コンビプレーを得意にするギディと、スペーシングからドライブアタックを得意にするシェイの連携が噛み合っていないのではないかということ。シェイがボールを持った時、インサイドにスペースが少なかったり、チームメイトの動きが止まっているようにも見えます。

そこでダグノートはスターターは変えずとも、シェイのユニットとギディのユニットを作り、2人の同時に出場している時間を減らし始めました。シェイのユニットではシェイがメインハンドラーとなるので、ここまでの所彼もリズムを取りやすそうに見えます。今日のナゲッツ戦でもギディのいない時間で得点を稼いでいました。(シェイはトリプルダブルの活躍で勝利に貢献)

シェイとギディの共存はチームの大きな問題なので、同じユニットで出ている時間でもそれぞれの良さを出せるようにして欲しいですが、いろいろ試すのはいいことだと思います。ギディのアウトサイドシュートが向上するかも大きく関わりますね。


サンダーはここまで30試合を終えて、11勝19敗で西の13位。プレーインも狙える位置に着けています。一ファンとして願わくばトレードデットラインまでにペイサーズからサボニスをトレードで獲得するなどしてセンターを補強し、上位を狙って欲しいですが、プレスティはどう考えるでしょう。

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