サマーリーグ所感

みなさんこんにちは!Alex-Thunderです!

今回はルーキーたちの初顔見せになったサマーリーグについて感想を述べていきたいと思います!

▫ホルムグレン
サマーリーグ初戦のユタ戦でいきなり23P6Bとインパクトを与え、サンダーファンを歓喜の渦に、他チームファンを「再建が終わった」と言わしめました。

とにかくこの試合はシュートがよく入り、期待されていたリムプロテクトとともにチームに新たな武器がもたらされそうです。

また、トップからのドライブペネトレイトや味方のカットインにパスをさばくなど、オフェンスで大きな役割を与えられていました。ここの精度を上げることがビルドアップとともに、彼の課題になりそうです。


▫J-Dub(ジェイレンウィリアムズ)
サマーリーグの活躍で、彼がドラフト全体12位指名された理由を証明しました。ギディに次ぐセカンドハンドラーはもちろん、タイミングのいいカットイン、高い身体能力を活かした迫力のあるフィニッシュはサンダーファンをも驚かせました。

加えて、長い腕を活かしたオンボールディフェンスでもインパクト十分。攻守両面でチームに即プラスを計算できる選手と言えそうです。

プレスティは彼の指名の理由を「我々の練習プログラムにフィットすると思ったから」と述べました。これからの成長に大いに期待です。


▫ウスマン・ジェン
素材型の選手で、戦力になるのは数年先というドラフト前評価ながら、ニックスに11位指名され、サンダーがトレードで獲得した選手。
サマーリーグでは全体的にアウトサイドシュートに苦戦していましたが、随所に光るプレーを見せてくれました。

特に208cmの高身長ながら滑らかなドライブとフィニッシュをすでに持っていて、ディフェンスでも成長に期待したくなるような安定したプレーをしていました。

PFはチームの泣き所なので(べイズリーには悪いですが)彼が後々スターターに定着してウイングを強化して欲しいな、というのが正直なところです。


▫ギディ
2年目の選手ながら1年目での活躍を認められており、多くの視聴者から「サマーリーグに出る必要がない」と言われてましたが、その人たちは彼がまだ19歳ということを忘れています。多くのルーキーたちより若いのです。

やはりギディのプレーは見ている者を魅了するセンスがあります。セットプレーの最中に急に逆サイドにワンハンドスローで正確なパスを飛ばしたり、自らボールを運んできてポストプレーに持っていき、ディフェンスがよった瞬間にスキップパスを飛ばしたり。私は彼のプレーを見るのが好きです。

加えて気になったのが、フィジカルが強くなったように見えることです。ドライブインからファールをもらうプレーが多々ありました。逆にアウトサイドシュートが酷かったためスコアは伸びませんでしたが、今後のスコアリングに期待したくなる要素と言えます。

後はホルムグレンと画面越しからも伝わってくる良好な関係性でしょう。ギディはドラフト前からホルムグレンと一緒にプレーすることを望んでいたようで、それがかなって満足気でした。インタビューをいつもホルムグレンと2人で受け、先輩顔しているギディが頼もしく見えました。


▫契約延長(ドート、ケンリッチ)
ドートが5年87.5mil、ケンリッチが4年27.2milで契約延長。シェイの5年172milの契約延長に続きました。

これで2026年まで契約下にある選手が、

シェイ、ドート、ギディ、ジェン、ホルムグレン、J-dub、トレマン、ケンリッチ

の8選手となりました。しばらくはこのコアメンバーとともにプレイオフで戦えるチーム作っていくことになります。

ギディ、シェイ、J-dubがボールをハンドルし、ドートとケンリッチがハッスルでチームにエナジーをもたらし、トレマンとホルムグレンのアウトサイドシュート(加えてリムプロテクト)、ジェンの万能性

だんだん戦えるチームになってきていて、想像するのが楽しいです。早く新シーズンが始まって欲しいです!